こんにちは!
「J-SHINE(小学校英語指導者資格)」という資格を知っていますか?
『人に教えられるくらいに英語力を上げたい!』
『子供英会話講師になりたい』
『子どもの英語指導に必要なスキルを得たい・英語教育について理解を深めたい』
と思っている方にお勧めの資格です。
今日は私も取得しているJ-SHINEの資格について紹介したいと思います♪
・J-SHINE(小学校英語指導者資格)とは?必要?
・小学校英語教育の現状
・取得するメリット/こんな方におすすめ!
・取得する方法
簡単に結論から言いますと、
J-SHINEの資格は必要か?というと教員免許のように公的な資格ではなく、民間資格のため、英語教育者にとって必ず必要というわけではありません。
私は、J-SHINEは自分の可能性を広げてくれる資格であり、資格をとる過程で学べることに価値がある資格だと思っています。
実際にJ-SHINEを受験して学んだことは多く、単なる目的に向けての資格取得ではなく、自分をスキルアップ・構成する経験の一部として感じています♪
わくちゃん
子どもに英語を教えたいという方が体系的・効率的に学べるのがJ-SHINEだね。
J-SHINE(小学校英語指導者資格)とは?
「小学校英語指導者認定協議会 (略称:J-SHINE)」 は日本の小学校での英語教育を促進するため2003 年 2 月に内閣府へ「特定非営利活動法人」としての申請を行い、民間主導で設立された英語教育指導者の資格認定を行うNPO法人です。
小学校での英語教育の普及・発展を支援することを目的として、2003年に発足しました。
質の高い指導者を増やすために認定機関として一定以上のスキル・知識のある方を認定しています。
そのJ-SHINEで認定している資格のことをJ-SHINEといいます。
児童英語の資格で最も有名な権威のある資格の一つです。
大学でもJ-SHINEを取り入れているところもあり、児童英語講師の資格としては最も信頼のできる資格です。
この資格を取得するためには、J-SHINEが定める「登録団体」からの推薦を受ける必要があります。
登録団体には、スクールや通信、大学などがあります。
小学校英語教育のいま
2011年から全国の公立小学校(5・6年生)で「外国語活動」が必修科目となりました。それまで小学校での「英語」の位置づけは、小学5・6年生で成績評価の対象とならない教科外活動としてのものでしたが、2020年からは外国語が正式な教科の位置づけになり、「英語」が教科として小学3年生まで前倒しされ授業がスタートしました。
「外国語」で成績がつくようになるのでこれまでの義務教育を大きく変える動きです。
つまり、小学校で4年間も英語に触れる機会があります。
このように、小学生が英語を学ぶ機会が増えている現在を踏まえると、J shineは自分の働く場の可能性を広げるとても良い資格だと考えています。
J-SHINEを取得するメリット・体験談
- 英語授業の指導力向上、スキルアップができる
- 小学校の英語講師(非常勤)のオファーやお仕事紹介を受けられる
- 英語塾・スクールなど、求職活動でのアピールができる
①英語授業の指導力向上、スキルアップができること
個人的には、自分自身のスキルアップにつながったことや取得までの期間に学んだことがとても大きく、一番のメリットだと感じています。
資格を取得するには、講座を受ける座学だけでなく、実技などレッスンプランを考え模擬授業をいくつかクリアしていく必要があります。
私(筆者)の場合は、子供英会話教室で講師として働きながら資格を取得しました。実技は免除されましたが、講座を受けレポート課題を提出する流れでした。
講座受講を通して、子どもたちに指導するためのコツや小学校英語教育について、年齢ごとの発達段階や特徴を幅広く知ることの大切さが実感できてとても勉強になりました!
②小学校の英語講師(非常勤)のオファーやお仕事紹介を受けられる
資格取得後「NPO 小学校英語導者認定協議会」のサイトに登録されるため、仕事のオファーが不定期に届きます。
教員資格ではないため、正規教員としてではなく非常勤講師や短期のバイトの様な形で働くことになるとは思いますが、子育てとの両立など、短時間で働きたいと考えている人には良いかと思います。
サポーターだったり専科だったり、自治体によってその立場は様々になるようです。
③英語塾・スクールなど、求職活動でのアピールができる
資格を保持していることで、英語指導力があることをアピールできます。
私はJ-SHINE資格を取得したことで、英会話教室の講師を退職したのちの求職活動で、貿易事務や英文事務などの英語を使った仕事にも役立ったと感じています。
また、個人の英会話教室などを開講している場合に、一つのアピールとなると思います。よく、お料理教室なども「○○資格認定」なんて書いてある先生の教室を見かけますが、資格を持っていない人よりは信頼度が増しますよね。
まだまだ認知度は低い資格ですが、英検○級などと合わせてアピールしていくといいのではないかと思います。
J-SHINEを取得する方法
●通信講座やオンラインコースを選び、自宅でJ-SHINEコースを受講するのがおすすめ!
信講座やオンラインでの授業配信を行っているコースがおすすめです。自宅に送られてくるDVDとテキストを使って学習を進める形式や、オンラインのライブ授業に参加する方法を選べば、通学の手間がかかりません。
「まとまった時間が取れない」「自分のペースで学習したい」という場合でも、無理なく受講を続けられるでしょう。
●スクールに通学する
J-SHINE取得の専用コースを開講している最寄りのスクールに通学し、対面で講義を受けるパターンです。夏休み期間を使い、2週間程度の短期集中で完結するプログラムのほか、週1~3回のペースで受講しながら3ヶ月~1年程度の時間をかけてじっくり学べるコースもあります。
複数人が参加する講座では、他の受講生と励まし合ったり、情報交換をしたりと、通学して受ける対面授業ならではのコミュニケーションが魅力です。
●カナダ/ニュージーランドに留学してJ-SHINEを取得する
J-SHINE取得のための指導者養成講座は、日本国内だけでなく、カナダとニュージーランドの語学スクールでも提供されています。海外のスクールでは、日本語と英語で行われる4週間の座学クラスに加え、現地の幼稚園などでの2週間の実習がセットになった合計6週間のプログラムが一般的です。英語で行われる児童英語教授法のクラスには、日本以外の国からの留学生が参加する場合もあり、海外ならではのグローバルな環境に身を置きながら学べます。
「海外の子どもたちを相手に英語を使ったクラスアクティビティーをやってみたい」「座学講座と50時間分の実習を一度に受けたい」という方に適しています。
私が子供英会話教室で働いてた頃、講師仲間の方で留学中にJshineを取得した方はたくさんいました。
J-SHINE取得講座で学べること
J-SHINE資格を取得するための講座では、どんなことを学べるのでしょうか?
詳細は講座により異なりますが、いずれのスクール・団体もJ-SHINEが定めた「指導者育成共通カリキュラム」に基づく内容を提供しています。
J-SHINEのカリキュラムの柱となっているのが、以下7つの項目です。
【小学校英語指導者認定協議会 指導者育成共通カリキュラム】
- 小学校英語(活動型・教科型)の目的と意義
- 言語習得の理解
- 小学校英語(活動型)の指導法
- 小学校英語(教科型)の指導法
- 小学校英語(活動型・教科型)の授業計画
- 小学校英語(活動型・教科型)の指導技術
- 小学校英語(活動型・教科型)における評価の観点と評価基準
まとめ
J shine(小学校英語教師指導者資格)は、教員資格ではありませんが、可能性を広げてくれ、英語に携わって生活していくうえで学び続けられる環境もある、良い資格です。
「資格を取ることを目的にする」だけではなくて、「資格を取る過程で学べることに価値を置く、成長できる」という意味合いも私にとって大きいと思っています。
気になっている方はぜひ受けてみてくださいね★
また、質問などございましたらいつでもお聞きくださいませ!
それでは、See you later!